ボルダリング上級者への道
クライミング初心者の筆者HIROが上級者を目指すブログ。
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最高グレード更新!!初の初段となる「指人形」を攻略!in瑞牆山
4月後半に瑞牆山メインゲートがオープンとなり、県内外から多数のクライマーが押し寄せるゴールデンウィーク。一ノ谷から四ノ谷・山形県エリアはゲートより奥になり冬期に入山するにはゲート周辺に車を止めて、徒歩で一番近い山形県エリアまででも20~30分かかりました。4月下旬にゲートオープンしてからはアプローチが楽になり、ドッとクライマー・ハイカー・キャンパーが流れ込みます。ゴールデンウィーク初日の今日もごったがえしていました!
筆者の目標は「指人形」初段!
今回のメイン目標は「指人形」初段。昨年初めて連れてきて頂いたのが2016年8月14日なので、足かけ8か月、通算4回目のトライとなった今回、この課題のためだけに集合時間を早くしてAM7:45には現地到着したものの、すでに車が止まっており少し離れた路肩に止めて徒歩でのアプローチ。まだ8時だってのに休日のジム状態の「指人形」。
東京からのボルダラーが数組すでにトライ中!やっぱり人気課題なんですね。前回のトライでは午前中パリパリで午後になるにつれてヌメリがひどくなっていき、夕方近くなるとまたパリパリになっていったので、完登したいなら午前中に仕留めなければと思っていたのですが、あまりの人の多さにトライ数を稼げず苦戦を強いられました。体が温まっては冷えるの繰り返しでパフォーマンスを発揮できず。しかし、1組、2組と完登し、徐々に人数が減っていったその時チャンスとばかりに連打し、連打三回目で遂に完登!
今回同行していただいたのが外岩ボルダリングに行き始めた時からずっとお世話になっているH氏・M氏・T氏の三人。この御三方は筆者の師匠とも呼べる方々なのですが、この御三方に完登をお見せすることができて感無量でした。初めて連れてきて頂いた時はH氏とM氏にコツや体の動かし方を教えてもらい、二回目に来た時はT氏を無理やり連れて行って雨の中でのトライ。三回目は先週H氏と二人で来て完登を目指しましたがランジが止まらず敗退。四度めのトライでその3人の前で初となる初段「指人形」を攻略することができたのは、本当にうれしかったです。「初の初段は指人形!」と決めて惚れこんでいた課題だったので、夢が現実となった瞬間は今までに味わったことがない喜びでした。この感動を得ることができたのは筆者にご指導いただいた諸先輩方のおかげです。この場を借りて深く御礼申し上げます。粘り強く付き合っていただいてありがとうございましたm(_ _)m ボルダリングってソロのスポーツではありますが、だからこそ、人と人とのつながりの大切さを再認識させてくれる素晴らしいスポーツですね。一人で「指人形」にトライしていても完登は困難だったでしょう。
指人形攻略編はコチラ
クライミングシューズに助けられる
今回の完登に重要な役割を果たしたのは最近新調したクライミングシューズ。”LA SPORTIVA MIURA XX”。ミウラと比べるとカナリ堅いシューズですが、その硬さのおかげですごく小さな粒に乗れていけます。指人形では右足をスタートホールドに乗せるとき、体が硬い人は手に足が厳しいのですが、ミウラXXはエッジング性能が◎なので手前の小さな結晶に中継で乗せることができました。そしてランジ直前の左足を上げる場面でも、左足メインで踏み切るので左足が乗れてなければ踏み切る時にスリップしてしまいます。この点でもミウラXXの安心感は半端なく、安心して手に集中することができました。人によってはミウラXXの存在意義は無いとも言われていますが、筆者にとっては花崗岩では現状最強のクライミングシューズと思っています!スポルティバさんには是非通常ラインナップに加えていただきたいです。
ミウラXXの紹介ページ:LA SPORTIVA MIURA XX スポルティバ・ミウラXX遂に発売!!
次なる目標は?
ボルダリングを始めて1年4カ月。当初の目標の初段をクリアしたものの、現時点での実力としては3級にも満たないと思います。いろいろなジムに行って、初日で上手く完登できるのは4級がいっぱいいっぱい。何が足りないかは自分でもわかっているつもりなので、初心にもどって体の動かし方やムーブの研究をしていきたいと思います。外岩では「普通の日」初段と、3大クラシックである「エイハブ船長」「忍者返し」「デッドエンド」の3課題を目標に日々精進したいと思います。
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