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液体チョークの最高峰”PD9″の実力は?

 これからフリクションとの戦いとなってくるシーズンとなってきました。インドアジムでも気温が高くなってくると同時に湿気も高くなってきて、人口ホールドの室内であってもフリクションはどんどん悪くなっていきますよね。手汗もかきやすくなり、ヌメリとの戦いが始まります。どうやってフリクションを最大限に高めるかはトライしている課題を完登出来るかどうかの一つのカギとなります。ということで今回はフリクションを最大限に高めてくれると評判のPD9をご紹介します。

 

PD9とは?

PD9

 PD9は生粋のMade in Japanであり、広島県にあるB.Sグループという運営会社が製造・販売しています。公式サイトを見ればわかると思いますが、ポールダンス用とクライミング用が存在し、クライミング界では異色の存在といえます。代表取締役の 播真二氏がポールダンスとクライミングを嗜んでおり、フィットネスジムとポールダンススタジオを経営しているそうです。その経緯でこの商品が開発されたのでしょう。液体チョークとしては少々高価な50mlで1,195円。(※2017/3/20からのマイナーチェンジで公式サイトでは980円)マムートのリキッドチョーク200mlで1,750円と比べるとかなり高価ですね。しかし、高価なのにはちゃんとした理由があるのです。

製造販売元:B.Sグループ公式サイト

 

PD9の特徴

①ロジンフリー

 松やになどの成分は一切含まれていないそうです。ボルダリングジムで液体チョーク禁止というところは良く見かけるのですが、その理由が液体チョークに含まれる松やにの成分がホールドを異常に汚してしまうから。その成分を一切使わないPD9は日本全国どこのクライミングジムに行っても使用可能な液体チョークです。このチョークの知名度も高いので、これを知らないジムの店員さんもいないでしょう。

②アルミナ配合

 ロジンフリーになった分、フリクションはどうやってかせぐの?って思いますよね。ロジンの代わりに配合されているのがアルミナという金属粒子。吸水性や吸着力に富んでおり、これによって抜群のフリクションを生み出します。しかし、それでも金属の粒子であることには間違いないので研磨剤効果や人体への影響が気になるのですが、メーカーの説明によると、岩や人口ホールドに対する研磨効果は無く、人体への影響もないことが確認されているそうです。子供が誤って誤飲しても影響はないとのこと。安心して使用できますね!

③ピーチフレーバーのいい香り

 これに関しては残念ながら2017年3月20日出荷分から無香料に変更されたそうです。もともとエタノールのツンとする匂いを緩和するためにピーチフレーバーを配合したそうで、そのエタノール臭を緩和することができたので、ピーチフレーバーは廃止という運びになった模様です。筆者としてはあのピーチの香りは好きだったので少し残念ですが、夏の外岩はあの香りにスズメバチが寄ってくるそうで仕方のない運びなのでしょうね。。。

④手肌への有効成分配合

 液体チョークは基本的にエタノールが配合してあり、粉チョークに比べると手荒れの原因になりやすいのが欠点でした。PD9では女性や子供の使用を第一に考えて作られており、手肌に対して優しい液体チョークです。クエン酸Naを配合することによってpHを調整し、乳液も配合することによって手肌の過剰な乾燥を和らげ、クライミング後の手肌の荒れを最小限に食い止めます。もちろん、クライミング後の手肌のメンテナンスは必須ですが。

⑤1回の使用量が少ない

 1回の使用量は2,3滴でOK。かなり伸びが良いのでこの量でも全体に手のひら全体に違和感なく馴染みます。50mlと容量は少なめですが、既存の液体チョークと比べると半分くらいの量で済みますので意外に1ボトルで長持ちします。

 

 

実際に使用した感想

 液体チョークの基本的な使用法はまず液体チョークを手になじませ、それから粉チョークでチョークアップするというのが一般的であると思います。しかしPD9の場合、液体チョークだけでも十分チョークアップすることが可能です。見た目は手のひら全体がうっすら白くなるだけなので物足りないのですが、実際クライミングしてみると、スローパーなどは抜群のフリクションを得ることができました。指先だけが少しだけかかるカチも指の先までPD9を塗ると粉チョークは逆につけないほうが良いかと思うくらいです。

 しかし、コストパフォーマンスは粉チョークが一番なので、PD9は本番本気トライのみに使用するようにしています。PD9の価格で安い粉チョーク2袋来てしまいますので(汗)。もう少し価格が安ければガンガン使えるのですが、ここぞというときの必殺技として取っておくのもジンクスっぽくて良いですね。お守り代わりに1本持っておくのがオススメです(笑)。

 ジェットセット店長である”オリャー”こと稲葉織也氏も使用しておりレビューがClimbing-Netで紹介されていますのでぜひご覧ください。

 

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