ボルダリング上級者への道
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ボルダリング上達のための実践トレーニング vol.3 ~体幹トレーニング編~
ボルダリングを始めて早半年。
最近思うことがあります。
「ボルダリングは体幹が鍛えられる」
「ボルダリングをやると全身がバランス良く鍛えられる」
こんな言葉、皆さんも良く聞くのではないですか?
ですが、実際には体幹が元々ついてない人は中々つきにくいと思うんです。
なぜなら、筋肉が無いところはそもそも使おうという意識がないから。
「この体勢苦手だな」って思ったら「どうにかやってその体勢にならないようにムーブを考えよう」となってしまうのです。
使わなくて課題がクリアできてしまうのであれば使わない。(←ダメでしょ)
だって、クリアしてしまえばこっちのものなんですから(笑)
なので、自然に体幹を鍛えるって難しいのです。
それではワンランク上のムーブができるように意識して体幹を鍛える方法をご紹介します。
実戦的な体幹トレーニング
今回協力していただいたのは山梨県にあるボルダリングジム「ピラニア」富士吉田店店長 安田賢氏。
お忙しい中ご指導いただきましてありがとうございました!
この場をお借りしてお礼申し上げます。
さて本題の体幹トレーニングはジムのトンネル部分を使用して行います。
1人でもOKですができればパートナーがいるとトレーニングの幅が広がります。
とくに最初の一回は誰かに客観的に監督・指示してもらったほうが良いそうです。
手順としては下記の通りです。
1.トンネル中央部分のガバホールドを探し、ぶら下がります。
2.腕を90度位曲げ、体を固定します。
3.指示されたホールドに足を伸ばします。
近いホールドから遠いホールドまで、左足・右足を交互にトンネルの出口を含めて180度まんべんなく指示してもらいましょう。
そして、足を伸ばすとき、ホールドに触るか触らないか位で体を固定します。
指示されたホールドに乗っからないように、体のみで固定してみましょう。
体がユラユラ揺れないようにガッチリ体幹を意識して固定しましょう。
写真の例では二か所ホールドを選択していますが、これは上級版です。
モデルはかの有名な安田氏です!
リーチの許す限り奥のホールド
体を90度捻ったトンネル出口のホールド
更にその逆
このトレーニングをすることによって、
ぶら下がった状態で足を先に送る動作がスムーズに振られることなく繰り出すことができるようになるそうです。
またランジ物の課題でも、ランジ後の振られを最小限に抑えることができるそうです。
筆者もトライさせていただきましたがなかなかツラいトレーニングですが、確実に効いてる感覚が腹筋周りを襲ってます(汗)
しかし、どれだけ自分に体幹がないか良くわかるトレーニングで同時に保持力も鍛えられるそうで、一石二鳥のトレーニングです。
ジムに行くたびこの体幹トレーニングをやって、一日も早く上級クライマーの仲間入りを目指しましょう!!!
第一回:ボルダリング上達のための筋力トレーニング Vol.1 拮抗筋を意識しよう!
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