ボルダリング上級者への道
クライミング初心者の筆者HIROが上級者を目指すブログ。
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夏はキャンプだ!おっさん四人のボルダリングキャンプin瑞牆山
クライミングは夏はシーズンオフといわれていますが、晴れた日の日曜日クライマーはやっぱり多い瑞牆山。しかしコンディションは劣悪なので、自分の最高グレードの課題を攻めるにはイマイチ気合いが入りません。「どうせ登れないんだろうなー」と心の中で呟きながら登ってもそりゃ登れるものも登れませんよ。こんな時は割り切ってエンジョイクライミングに舵を取りましょう(笑)。ということで以前から企画していたクライミングキャンプを敢行しました。
みずがき山自然公園キャンプ場
瑞牆山でクライマーご用達のキャンプ場といえば「みずがき山自然公園」の管理棟周辺にあるキャンプ場でしょう。以前からクライミングを終えて下山する時、キャンプ場からバーベキューのいい香りが漂ってきて「泊まりてー!」と気になってはいたのですが、なかなかキャンプを企画するまでは至りませんでした。このキャンプ場はクライマーや登山客の利用に重きを置いたキャンプ場で、好きな時間に幕営・撤収ができるという素晴らしいシステム。通常の予約制オートキャンプ場ではできない、朝早くの現地到着→幕営→午前中からのクライミングという素晴らしい行程を組むことができます。管理棟の営業時間がAM9:00~PM4:30なのですが、その他の時間帯にチェックインしたい場合、管理棟左側の角に時間外チェックインポストが設置されており、封筒にお金を入れて投函するだけでチェックインすることができます。このシステムのおかげで1泊2日の弾丸クライミングキャンプでも時間を無駄にすることなく、2日間のクライミングツアーを楽しむことができるのです。今回のキャンプの日程は下記のとおりです。
8月19日(土)
- 7:00 先遣隊現地到着(と同時に幕営)
- 9:00 朝食(管理棟でいただきました)
- 10:00 後発組合流・クライミング開始
- 16:00 クライミング撤収
- 17:00 夕食準備
- 18:30 夕食(BBQ)
- 23:00 就寝
8月20日(日)
- 6:30 起床
- 7:30 朝食
- 8:30 テント撤収作業
- 10:00 クライミング開始
- 16:00 撤収
このキャンプ場のイチオシポイント
この予定は予約制オートキャンプ場では難しいと思います。この「みずがき山自然公園キャンプ場」のさらに素晴らしいと感じたポイントをまとめてみました。
1.サイトが区切られてないのが逆に良い
サイトが区切られていないので、設営の自由度が格段に向上します。筆者のテントはコールマンのトンネルコネクトスクリーンタープに325を連結するのでかなり縦長になってしまい、予約制オートキャンプ場では車の駐車スペースとテントのスペースをあれこれ考えてギュウギュウになることが多かったのですが、今回は自由に設営することができ、利便性の確保だけ考えれば良かったのでかなり楽です。
2.車の乗り入れ、テントの横に駐車可
ゴールデンウィークやシルバーウィークなどのキャンプシーズンとかぶる大型連休などはその限りではありませんが、通常の土日などでは車のテント横付け可です。分類はオートキャンプ場ではないのですがオートキャンプと同じ感覚でキャンプを楽しむことができます。
3.管理棟のクオリティが高い
薪や炭を購入できることはもちろん、増富の特産品なども販売されています。飲み物も購入することができ、ビールなども販売しています。多少の買い忘れは管理棟でカバーすることができるでしょう。昼食などは割と本格的な食堂があり、そばメインのおいしい昼食をとることができます。アウトドアで味わうソフトクリームは格別です(笑)。管理棟の開いているAM9:00~PM4:30まではキレイなトイレを使用できます。営業時間外は外の仮設トイレを使用するのですが、意外に水洗トイレで清潔感はキャンプ場としては◎。
4.星が綺麗すぎて・・・
小一時間一眼レフを片手にキャンプ場内をウロウロ。軽く不審者でしたね(汗)。
キャンプ場利用料金について
以前はクライマー特別料金というシステムが存在し、破格の料金でキャンプすることができたのですが、平成29年4月26日から料金が改正され、平成29年8月19日現在は下記の料金体系になっています。管理棟の営業時間以外でのチェックインは料金箱にポストインなので、料金決定は自主的に行うことができます。管理棟からのチェックは入らないようなのでカナリアバウトなシステムではありますが。
キャンプ1泊 | ソロテント | 1,000円 |
キャンプ1泊 | 2~4人用テント | 3,000円 |
キャンプ1泊 | 5人以上大型テント | 4,000円 |
日帰りバーベキュー | 1人 | 100円 |
研修室 | 1日 | 3,000円 |
研修室 | 半日 | 1,500円 |
※タープ類は料金に反映されないそうです。
Photo Gallery
今回のエンクラルートはこちら
1日目は皇帝岩からさらに下った「花畑エリア」を中心に触ってみようと思ったのですが、前日までの雨がたたり、花畑(初段)・狆穴子(初段)・花畑裏の無題(初段)はベチャベチャに濡れており、トライ断念。結局山形県エリアに移動し、なんとか触れそうな童子岩「穴契約社員」3級・ツグミ岩「トラツグミ」3級にトライ。皆コンディション悪い割に次々完登。コンディション悪い時は3級でエンクラはお決まりになってきました(笑)。筆者も一年ほど前に「トラツグミ」を触って敗退しているので、回収できてよかったです。
2日目はカラクリ(初段)と狆穴子(初段)を触ってみましたが、ヨレ感が半端なく、全く何もできませんでした。ボルダリングキャンプを企画する前に2日間連登出来る体作りが大事だなとしみじみ感じました。メンバーの中には初初段を完登された方もいて、仲間のグレード更新を間近で見ることができるのは何とも嬉しいものですね!O様「狆穴子」(初段)完登おめでとうございます。
ちょっと悔しかったので、二日後リベンジしてきました。ソロで登るとイマイチ気合いが入りませんが…(汗)。
ボルダリングキャンプ総括
クライマーの友人って実はクライミングでしか絡みがないので、酒が入ってクライミング以外での話をすると意外な発見があったりして、良い人生経験になるものですね。すごく楽しかったので定期的にキャンプを企画していければ良いなと思いました。クライミング用品の充実も大切ですが、キャンプ用品の充実にも力を入れていきたいと思います。クライミングでの成果は散々たる結果でしたが、これが筆者の実力と思って日々精進していこうと思います。
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