ボルダリング上級者への道
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外岩クライミングでの動画撮影 EKEN V8Sを導入!中華アクションカメラの実力はいかに
2017年の6月~8月は瑞牆山をホームとするクライマーにとって天候に嫌われる悶々とする日々が続く最低のコンディションに悩まされる期間となってしまいました。土日は9割がた雨が降り、当日晴れていても前日に雨が降っており最低のコンディションでクライミングを慣行しなくてはならないストレスフルな毎日を皆様も過ごしているのではないでしょうか。そんな中で少しでもモチベーションを上げるために新たな撮影機材の導入をしてみました。現状での筆者の外岩クライミングでの撮影機材は一眼レフ「Nikon D500」とコンデジ「OLYMPUS STYLUS TG-2」の二機種。悩みはとにかく「重い」こと。それを解決するためにアクションカメラ・ウェアラブルカメラと呼ばれる超小型のカメラの導入を検討してきました。GoPro Heroシリーズが有名所で間違いないのですが、いかんせん価格が高く、ラインナップを見る限り4~5万程度はしてしまいます。ここでどうしても目が行ってしまうのがAmazonなどで取り扱っている中華性のアクションカメラ。安いものは5,000円程度で手に入ります。口コミを見ても高評価が並びます。
今回チョイスしたのはEKEN V8s
中華性アクションカメラの中でも比較的高価で口コミも高評価が多かったEKEN V8sをチョイスしました。Amazonでは13,999円という価格で4K、EIS搭載(デジタル手ぶれ補正)、14メガピクセルのパナソニック製センサー搭載、wifiでスマホからの操作可能、遠隔操作コントローラー付属という、カタログで見る限りかなりハイスペックなアクションカメラ。
イメージセンサー | 14 MP Panasonic 34110 |
プロセッサー | Ambarella A12S75 |
レンズ画角 | 170°(有効画角は150°程度) |
4K Resolution max. framerate | 25fps native (real 4K) |
2,7K Resolution max. frame rate | 30fps |
1080p Resolution max. frame rate | 60fps |
Display | 2″ live view |
フロントディスプレイ | 録画モード・画質・バッテリー残確認可能 |
バッテリー | 1050 mAh |
WiFi | 可(要専用アプリ) |
Image Stabilization | yes in 4K |
Remote Control | 専用リモコン付属(MAX:8M) |
ポート | micro USB, micro HDMI |
A/V out via USB | 使用不可 |
Mic in via USB | 使用不可 |
Dimension (mm) | 59.3 x 21.4 x 41.1 |
Mounts & Case | 各マウント付属・専用キャリングケース無 |
EKEN V8sの使用感
4Kの録画
まさにクソの一言。まずデータ量だけは4Kですが、画の詳細度はフルHDにも劣る。びっくりするぐらいのガタガタでドットが確認できるくらいの映像。しかも、途切れ途切れに分割録画され、録画された動画をつなぎ合わせても一つの流れるような動画にはならない。お世辞にも記録用としても使用できないレベル。データ量だけ膨大になるだけのような気がします。
2.7K
もしかするとコチラのほうが4Kより使えるかもしれない。5分ごとに分割保存されるので、後々面倒な作業が必要になってくると思われます。しかし、画質はなぜか4Kより詳細で、EISも相まってなかなか美しい動画が撮れます。しかし、オリンパス STYLUS TG-2やニコンD500のほうが圧倒的に色表現・詳細度ともに優れています。
1080P
なんじゃこりゃレベル。とにかく使えなさすぎてびっくりしました。パソコンで拡大して再生するとドットが見えすぎて笑いました。
付属品など
付属品はかなり充実しており、ほかの小型アクションカメラとの互換性もあるので無駄にはなりません。遠隔操作ができるリモコンは、半径8m通信範囲があるとのことですが、その半分程度と思っていたほうがよいかもしれません。防水カバーはクライミングでは必要ないのですが、もし装着するのであれば音はほとんど撮れません。
EIS機能
唯一の特筆すべき機能であるEIS(デジタル手ぶれ補正機能)はなかなか素晴らしい出来に仕上がっていると思います。その代り画角が犠牲になっていますが、超広角の不自然な歪曲がなくなっており、逆に好印象を受けました。
まとめ
EKEN V8sは画質に難があるものの2.7kで撮影すれば、見れない画質ではありません。電池の減りが早く1バッテリーあたり40分が限界というところです。EIS機能だけは優れており、車やバイクに取り付けても流れるような動画になるため、この機能だけを目当てで購入するのはアリだと思いました。思いのほか4Kが画質が荒かったのでそこが残念なカメラです。クライミングに使用するなら、バッテリー4つはほしいですね。
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