ボルダリング上級者への道
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BCAAの選び方完全ガイド ドリンクタイプのBCAA編
BCAAの正しい選び方
今回は、前回紹介したパウダータイプ・タブレットタイプのBCAAを補完する位置づけでのドリンクタイプのBCAAを紹介します。ドリンクタイプのBCAAはラインナップも若干少なく、その他の成分も配合されているため、コストパフォーマンスは総合的に一番悪くなっています。しかし、スポーツ中にもBCAAを手軽に補給できるため、スポーツ中のBCAA補給にはオススメです。
ドリンクタイプのメリット・デメリット
コストパフォーマンス比較を行う前にドリンクタイプのメリット・デメリットを取り上げたいと思います。
メリット
- BCAAを手軽に摂取できる
- 吸収スピードが速い
- 常時携行できるので機動性に優れる
デメリット
- 必要量のBCAAを一度に補給することはできない
- コストパフォーマンスが悪い
各メーカーのドリンクタイプBCAAを徹底比較
前回のパウダータイプ・タブレットタイプと同じように今回も分かりやすいように、BCAAを4000mg摂取した場合の単価を「コストパフォーマンス」という列に表記してあります。その他の列はメーカー指定の量を摂取した場合のデータを記述してあります。価格は最安値ではなくAmazonから抜粋してありますので、購入するサイトによってコストパフォーマンスは前後するとは思いますが、全てAmazonで統一することによって各メーカーのBCAAをできるだけ同じ土俵で比較することができたと思います。パウダータイプ・タブレットタイプのBCAAに比較するとコストパフォーマンスは悪いものの、スポーツドリンクとして水分補給なども同時にできるのでスポーツ中のパフォーマンス維持には有効だと思います。
今回の比較ではBCAAのみにスポットライトをあてた比較となっております。アミノ酸系のスポーツドリンクでBCAAの配合量が不明の場合、注釈付きでアミノ酸の合計量を掲載させていただいているので、その場合は参考程度にご覧ください。
ドリンクタイプのBCAA含有量比較
ゼリータイプのBCAA含有量比較
総合的にコストパフォーマンスの悪さが気になります。明治V.A.A.Mは独自配合のアミノ酸を使用しており、アミノ酸の各成分の内訳は公式サイトにも公表されておらず、正確な分析ができません。BCAAであるバリン・ロイシン・イソロイシンが成分表に記載されているため、アミノ酸総合量の何割かは配合されているものと思われます。ドリンク部門での文句なしNo.1は大塚製薬のAMINO VALUE 500mlですね。1本で4000mgのBCAAを摂取することができ、単価も141円と安価で、さらにバリン:ロイシン:イソロイシン=1:2:1の最高のバランスで配合されています。BCAA摂取で期待する効果を最も満たしてくれるのはこれでしょう。
ゼリータイプで最もオススメなのは味の素AMINO VITAL SUPER SPORTSです。1本では1日のBCAA摂取量には届きませんが、ゼリータイプの中では最もコストパフォーマンスに優れています。パウダータイプやタブレットタイプの補助的な位置づけで使用するとよいでしょう。しかし、ゼリータイプ全般的にコストパフォーマンスが悪すぎるので、BCAA摂取が主目的の場合にはおすすめできません。
まとめ
現在市販されているアミノ酸系のスポーツドリンクでは、コストパフォーマンスとBCAAの効果を総合的に判断して期待に添うことができるのは下記の2商品であると考えられます。
①大塚製薬 Amino Value 500ML
②KIRIN Amino Vital Pro 555ML
Amino Valueは単体でも4000mgのBCAAを摂取することができるため、これだけでその他のBCAA系サプリメントは不要なほどです。それに対してAmino Vital ProはBCAAが1本あたり1266mgと若干少なめですが、手に入りやすく、価格も安いためパウダータイプ・タブレットタイプのBCAAと併用してトレーニング中のBCAAの補充に利用すればパーフェクトだと思います。筆者の場合、クライミングジムにAmino Vital Proが販売されているので、トレーニング前にMRM BCAA+1000を服用し、トレーニング中はAmino Vital Proで水分補給を兼ねてBCAAを追加補充しています。
クライミング X BCAA 研究編
第1回基礎知識編:クライミングとBCAA 飲むタイミング(摂取方法)や摂取量、効果・副作用について
第2回:BCAAの選び方完全ガイド パウダータイプのBCAA編
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2017年 6月 14日
保護中: 韮崎高校サッカー部 GOOGLE PHOTO アーカイブ(2019/令和元年)
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