ボルダリング上級者への道
クライミング初心者の筆者HIROが上級者を目指すブログ。
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休日のソロボルダリングも・・・ド敗退な一日 ハイシーズン6日目
2017年11月19日。仲間との予定が合わず、休日のソロボルダリングを敢行することに。待ち合わせることなく直に瑞牆山に直行できるのは案外気楽でよろしいものです。気温も冷え込んできているので、少し遅めに出発して瑞牆山に到着したのはAM10:00。今日は珍しくガラガラな瑞牆山の駐車場。もうシーズン的につらくなってきたのでしょうか。毎年12月上旬にはゲートが閉まる瑞牆山。アプローチが厳しくなるまでは、できるだけ瑞牆山に通うことを決めてはいるもののシーズンの終わりの雰囲気が漂っていて、筆者の心も寒さにへし折られそうです(泣)。
「普通の日」初段
午前中の普通の日は日も当たらず、かなり寒々しいので、アップがてらに2,3登したところで、埼玉県からお越しの2人組のクライマーが登場。見たところ筆者と同じ部類のショートリーチクライマーで、話が盛り上がり、狙う課題も筆者とだだカブりだったので、気付いてみたら終日行動を共にさせていただきました。「普通の日」初段は日当たりが悪く、全然体が温まってこないので「蝉岩」に移動することに。
「蝉岩」
かなり日当たりも良く、ピクニックな気分とは裏腹にカナリ下地の悪い「蝉岩」。左カンテにガバだらけの「カンテ」7級、中央に「日暮」左抜け2級/右抜け3級、右端に「蝉時雨」1級があります。「日暮」はYOUTUBEのアップロード数も少なく、かなりの不人気岩。「蝉時雨」アップロード数が少なく情報がかなり少ないのですが、行ってみて納得。下地がめっちゃ悪い(汗)。「日暮」は初手核心なのですが、初手真下に鋭い岩があり、この岩をマットでカバーしなければとてもじゃないけど出れません(汗)。スタート若干かぶっているため、デッドで初手を出して失敗すると下の岩に激突し、後ろの急斜面に転げ落ちます。「蝉時雨」はスタートの高度が高く、右カンテに抜けるセクションの真後ろに木があり、フラレを止めることができなければ木に激突してします。かなり危険度が高い課題が並ぶ蝉岩。30分ほど触ってみた結果、怖くて撤退することに。トライしたければ多めにマットがほしい課題でした。
「竜王」1級
打って変わって下地完璧なテクニカル&パワフル課題「竜王」1級に移動。筆者にとって昨年以来の宿題であります。実質3手課題なのに、一つ一つが強烈なムーブなので、なかなか繋がらない課題。ランジの一手がどうしてもできません。今回もランジ体勢になることすらできませんでした。ランジはリーチが160cm以下のクライマーはほぼ不可能でしょう。筆者はスタートとマントリングで遊んで終了。埼玉県クライマーのお一人がランジを止めたにも関わらず、マントリング落ち(汗)。ワンデイでここまでできるのはすごすぎます!完登目前でヨレでリタイア。次は一撃で登れそうな雰囲気でした。
「草笛」1級
スタートを勘違いして完登してしまった課題。下のスローパーっぽいカンテスタートが正解でした。完全なスタート核心な課題。左上のガバをとってしまえばその後は8級レベル。カンテもリップもガバガバで多少高度があり、下地も斜面で悪いものの安心してマントリングに移行できます。ただ、スタートが右手右足に荷重がかかり過ぎて離陸した途端体が回転を始めてしまいます。離陸したらすぐに右足に力を入れ立ち上がらなければ薄いカチを保持している左手が悲鳴を上げます。埼玉県クライマーのお一人が難なく完登!リーチ的にスタートが厳しい課題なのですが、筆者よりさらに短めのリーチで完登できるとは・・・筆者も頑張らなきゃですね(泣)。
「ガリガリ君」1級
前回一度本気トライで猫パンして背中からフォールし、背中を強打して嫌なイメージが定着してしまっている「ガリガリ君」1級。今回は最後のヨレヨレの状態なので慎重にトライ。とりあえずは最高高度を更新したところで日没を迎えたので撤収する運びになりました。埼玉県からお越しのお二人には丸一日お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
総括
今回は新たな課題にいくつも挑戦できたものの、3級以上のお土産課題は完登”ゼロ”。久々のボーズに終わりましたが、意外な出会いから終日ご一緒させていただいた埼玉県クライマーお二人のおかげで大変楽しく、充実した一日になりました。やはり、同じくらいの体格、リーチの方とご一緒させていただくとムーブが大変参考になり、勉強になりました。また、外岩でお会いできたらご一緒させていただきたいです!
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