ボルダリング上級者への道
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外岩ボルダラーにイチオシのアプローチシューズ SOUTH FIELD ダブルTGFトレッキングシューズ
クライミングの黄金シーズンと言えば秋。その秋も終りを告げ、季節は冬に移り変わり始めました。春~秋は寒さもないので普通のスニーカーや中にはクロックスで外岩ボルダリングを楽しむ方が多いと思いますが、本格的な冬の到来を前に、寒くてそんなシューズではとてもじゃありませんが足元が寒すぎる・・・。しっかりとしたブーツを履きたいものですが脱いだり履いたりがホント面倒なんですよね。レースアップタイプのアプローチシューズはイチイチ紐を緩めたり、結んだりするのが面倒です。サイドジッパータイプのブーツも結局は移動の時はジッパーを閉めなければなりませんが、ブーツのサイドジッパーは結構固く、しかも小さいのでかじかんだ手で閉めるのが苦痛でした。今回は本格的な冬の前に、そんな悩みをすべて解決するオススメシューズをご紹介します!
SOUTH FIELD ダブルTGFトレッキングシューズ
SOUTH FIELDはご存じの通り、ALPEN GROUPのプライベートブランドでアウトドア用品を専門ブランドより安く、しかも品質は同等という素晴らしいブランドです。ALPEN GROUP傘下のスポーツショップで購入することができます。今回はそのSOUTH FIELDがリリースするトレッキングシューズ「ダブルTGF」(品番:SF 7F-1511)(参考価格:14,990円/店頭)をご紹介します。このトレッキングシューズの特徴は「靴ひもを2秒で締めて1秒で緩める」というキャッチフレーズの通り、履きやすさと脱ぎやすさに力を入れている点です。実際に試着してみるとその速さに感動すらも覚えてしまいました。TGFダイヤル式ワイヤーシューレースと呼ばれるこのシステムはHI-TECHやELCANTOなどそのほかのブランドでも採用されている、最近のトレッキングシューズのトレンドなんだそうです。
特徴①2秒で締める!ダイヤル式のすごさを実感
サイトのキャッチコピー2秒で履けるはウソです(笑)履いた後2秒で靴ひもを締めることができます。ダイヤルをパチンと押して、時計回りに回すとカチカチとクリック音がして素早く締めることができます。もちろん力も不要で手袋をしたままでも違和感なく操作することが可能!外岩でトライを終え、次の岩に移動する際、靴をしっかり履くのが結構面倒なんですよね。ボルダリングとは言え移動する際は登山のようなもので、マットや荷物を背負って移動しなければならず、ひとたび遊歩道を外れると不整地と変わりません。しっかりと靴ひもを結ばなければやっぱり歩きづらい・・・でも、イチイチ移動の度にしっかり靴を履くとはやはり面倒です。そんなシチュエーションの中、手袋をしていても、かじかんだ手でも違和感なく2秒で靴ひもを締めることができるのはかなり嬉しいです。
特徴②1秒で緩める!ダイアルをパチッと引っ張るだけ
締めるときはダイアルを回すのですが、緩めるときはそのダイヤルを引っ張り上げるだけで緩めることができます。脱ぐときも靴ひもを解くという動作なくワンタッチで操作可能!もちろん手袋をしたままで違和感なく操作することができます。お目当ての岩に到着してすぐに履き替えられるスピード感。岩を目の前にはやる気持ちを阻害しない気持のいい脱ぎやすさ。素晴らしいの一言です。
特徴③冬の外岩でも足元が暖かい!
くるぶしまですっぽり覆われ、しかもフカフカのインナー。3Dモデリングインソールという足にジャストフィットするインソールが最初からインストールされており、長時間のトレッキングでも疲れが軽減されます。ボルダリングでキンキンに冷え痛い指先もやさしく包み込みます。
特徴④CM・EU・USサイズが表記してありわかりやすい!
アプローチシューズで有名な海外ブランドではアプローチシューズもCM表記がないので、クライミング歴の浅い筆者にとって少し困ります。クライミングシューズはキッチキチで履くのでクライミングシューズのサイズ感とどれくらい違うのだろうか不安なので、通販はちょっと・・・。という筆者でも安心。普段はいている靴のサイズ感で購入して大丈夫です。実寸25.5cmでワンサイズ大きめの26.0cmをチョイス!これでサイズ感はぴったりで、つま先に若干余裕を感じるサイズでした。Made in chinaでしたが、そこは安いから気にしない!
特徴⑤ ダブルTGFでフィット感抜群!
TGFユニットの弱点でもあるTGFユニットから遠ければ遠いほど締めにくいという点。しかし、このシューズはダブルTGFシステムを採用しており、シューズの上部と下部の締め具合を独立して調整することが可能です。ちょっとした休憩のときは上部だけを緩めて足にを楽にする。完全に脱ぐときは上部下部ともに緩める。平地ユースの時は下部だけ緩めてつま先の負担を軽減するといった使い分けも可能です。しっかり締めたいときは上部下部ともに締め上げる。これはホントにうれしい機能です。
まとめ
外岩ボルダリングの特性上、クライミングシューズとアプローチシューズを頻繁に履き替えなければいけません。とくに冬場はクライミングシューズを休憩中も履き続けてはつま先がお亡くなりになってしまいます。そんな時に最大限の力を発揮するアプローチシューズだと思いました。本来のトレッキング用途にしても脱着のしやすさだけではなくトレッキングシューズの性能としてもハイエンドシューズに引けを取らないと思います。シューズ本体もトレッキングシューズとしてはかなり軽量で、履いてみると普通にジョギング程度ならこなせそうなくらい走りやすいです。これからのシーズン、外岩ボルダリングの陰の立役者として大いに貢献してくれると思います。
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