ボルダリング上級者への道
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筋肉痛の治し方 第一回「筋肉痛になるメカニズム」
ボルダリングに初めて行った次の日、途方に暮れるくらいの筋肉痛に見舞われます。
ベッドから起き上がるときに「なんじゃこりゃ…マジ動けねぇ…」寝ぼけてるので軽くパニクります(笑)
そんな筋肉痛にできるだけならないようにする予防法となってしまった時の早く治す方法を紹介します。
筋肉痛になるメカニズム
意外なのですが、筋肉痛の根本的な原因は未だ解明されていないのだそうです。
しかし、原因について3つの仮説があるそうなので紹介します。
1.疲労物質の蓄積
激しい運動によって、主に乳酸などの疲労物質が筋肉に蓄積することによって痛みを発します。
ボルダリングではパンプといって一時的に腕に力が入らなくなる状態がありますよね。
それの原因が疲労物質(乳酸)ではないかと考えられています。
レスト(腕をシェイク)すると血流が良くなり、乳酸が少しだけ流されるため、若干回復したように感じるのです。
しかし、疲労物質が完全に筋肉から消えるわけではないので、いずれレストしても登れない状態になってしまいます。
これを即時性筋肉痛と言います。
2.筋肉の損傷
筋肉痛と聞いて一番最初に思い当たるのがコレではないでしょうか。
自分の筋肉の能力の限界を超えた力がかかると筋肉に小さな断裂が起きてしまいます。
断裂が起こるというと、怪我をした状態と同じですよね。
怪我をすると体はそれを修復しようとします。
断裂した箇所を修復するために血管内にある「炎症細胞」といわれる細胞が集まってきます。
この細胞はもちろん断裂箇所を修復するために集まってきてくれるのですが、
この細胞が一か所に集中すると痛みを感じさせる物質を放出するのです。
それが「筋肉痛」となって現れると考えられています。
しかもこの細胞、本来であればウイルスや細菌に対して働くヒトの免疫力の一部なので、
少々過剰に反応し、広範囲に炎症を起こしてしまいます。
3.筋肉を修復する際の痛み
傷ついた筋肉細胞は周囲の健全な筋肉細胞とともに一時的に破壊され、
さらに強い筋肉細胞として再構築されます。
その時に破壊される筋肉が痛みを発していると考えられています。
時間を空けてくる筋肉痛はこの原因と考えられています。
このように一口に筋肉痛といっても、段階的にいろいろな原因があります。
この仮説をもとに筋肉痛対策をまとめました。
次回は筋肉痛をできるだけ抑えるための予防法を紹介します。
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