ボルダリング上級者への道

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ここぞという時の痛み止め!! ~痛みに邪魔されたくない!!ボルダリングをもっと快適に~

ボルダリングを週三回程度こなすようになってくると、筋肉痛はかなり和らぎますよね。

しかし、筋肉痛ではない色々な痛みがクライマーのモチベーションを徐々に蝕んでいく時期でもあります。

 

  • 指の関節が痛くて思ったようにホールドを握れない
  • 手首の関節が痛くてスローパーが持てない
  • 肘の関節が痛くてデッドポイントができない
  • 肩が痛くて腕を90°位にあげると痛みが走り、ムーブが安定しない。
  • 肩が痛くてランジ・ダブルダイノができない
  • キョン(ドロップニー)のやりすぎで膝が痛い
  • ヒールフックからの乗り込みで股関節が痛い

 

などなど…。

あげ始めるとキリがないくらいボルダリングには間接に関する故障が多いと思います。

基本的に関節痛の主な原因は「頑張りすぎ」です。的確なアドバイスとしては「レストして下さい」だと思います。

一度関節を痛めると最低でも2週間は安静が必要です。少しだけ各症状について勉強してみましょう。

 

手首が痛い

手首で多いのはTFCC損傷と言われる手首の骨を支える複合体が断裂した、または繊維が傷ついている状況です。

TFCCの症状は手首を外側(小指側)にひねると痛みが出ます。

ボルダリング中はスローパーなど手の平全体でホールディングするときに痛烈な痛みを発します。またはマントリングなどでひねる時も同様ですね。

ボルダリングはできるけど、スローパーが持てないなど軽い症状で2週間ほど、日常生活で支障が出るくらいだと2、3カ月は休養が必要です。

 

 

肘が痛い

肘は内側が痛むのか外側が痛むのかで原因と病名も変わります。

内側→病名:上腕骨外側上顆炎、テニス肘

外側→病名:上腕骨内側上顆炎、ゴルフ肘

こちらも一度やると1カ月以上は休養が必要です。

 

 

肩が痛い

ランジやダブルダイノをミスするとやりやすいのが肩…。

肩だけは最大限に注意してください。元に戻らないこともあるらしいので。

ここでは五十肩、四十肩は省略します。問題なのは「肩腱板損傷」といわれる肩の腱を断裂してしまう症状です。

腕をまっすぐ伸ばし「気をつけ」の状態から腕を伸ばしたまま徐々に上げていくと90°位から強烈な痛みを発します。

ここで、痛くても上げられないことはないなら、腱繊維が小規模な断裂を起こしているくらいでしょう。

痛くて上げられないなら絶対安静です。一か月ほど安静にしてまだ上がらないなら残念ながら断裂しているかもしれません。

その場合、手術しなければ回復することは難しくなってきますので整形外科を受診しましょう。

前者でも無理は禁物です。痛めているならこれ以上腱を破壊しないようにレストして回復に努めましょう。

 

 

それでもクライミングしたいときの対処法

 

長々と説明して申し訳ありません。

本格的に故障した時の怖さを分かってもらわないと以下の方法はお勧めできないので…。

痛みというリミッターが解除されると、メンタルのビビリミッターだけでも効かせておかないと本格的に故障します。

 

 

それでは本題、痛みに邪魔されて思ったようにボルダリングできない時の対処法をご紹介します。

ズバリ「痛み止めを服用する」!!(ネタバレ笑)

「イブ」とか「バファリン」とか市販の鎮痛剤をボルダリング前に服用するんですね。

なんか当たり前すぎて笑いが出るんですが、これが意外に効くんです。

多分ほとんどのクライマーが痛くてもジムに行っちゃうんですよね。

力を抜いて体がなまらないように初級課題だけでもやっておこうという自分の体を慈しむ心を持ってジムに向かいます。

しかし、ジム仲間が面白そうな課題に取り組んでいるのを見るとついついやってしまう。

はい、クライマーあるあるです。

でも、体を痛めているので痛みに邪魔されてここぞという力がでないため思ったように登れずストレスがたまってしまう。

「はぁ、今日は面白くなかったな…。」と暗い気持ちで家路につく。

その位だったら痛み止めを飲んでしまいましょう!!

ボルダリングに行く前に痛み止めを飲んでいくとウォームアップ中に気づくはずです。

「あれ、あんまり痛くないな…。」

頑張りすぎないように注意しながら、思いっきりボルダリングを楽しみましょう。

 

そしてもう一つの効果もあるのです。

痛み止めって消炎鎮痛剤と書きます。つまり炎症を抑え、痛みを和らげるというお薬です。

関節などを痛めた場合、体は早期回復のため血管内にある炎症物質を患部に送り込みます。

この炎症物質はヒトの免疫力の一部であり、通常はウイルスなどの外敵を抹殺すべく日々任務をこなしています。

炎症物質は少し大げさに反応して、炎症を起こさなくてもいい部分にも炎症を広げてしまいます。

つまり、痛めた部分以外の正常な部分も炎症を起こしてしまうのですね。

この炎症を少しですが抑える効果も消炎鎮痛剤には含まれていますので、翌日以降の患部の痛みも最小限に抑えられます。

筆者は痛みがない分がんばりすぎて、逆に痛むかなと思っていたのですが。

 

 

最後に一言

この方法を使用するのはここぞという時だけにしてくださいね。

痛みは本来体が発する「もう限界だ、休ませてくれ」というサインです。

痛みが出るとその部分がこれ以上使ってはいけないというサインになるわけです。

それを無視して酷使すると間違いなく完治するまでの期間は長くなります。

 

 

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