ボルダリング上級者への道
クライミング初心者の筆者HIROが上級者を目指すブログ。
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ボルダリングが上達する人の特徴3つ
1.週三回以上ボルダリングジムに通っている人
これは必須条件と言えるでしょう。強い人はほぼ週三回以上ジムに顔を出します。
上級者のありがたい訓示をいただきました。
「週一回では現状維持。週二回で普通のクライマー。強くなりたきゃ週三回通うこと。」
これにはいろいろな意味があるそうで、一つは週三回通えるような体の管理ができるようになること。体のケアが上手くなってやっと週三回というハードスケジュールをこなすことができるのです。そしてもう一つは自分一人で黙々と登る時間と、仲間で楽しく登る時間をバランスよく配分するためだそうです。そうすることでいろいろなメリットを享受することができるのだとか。一人で登ることはクライミングを自分だけで組み立てるので、自分の実力を自分で理解することができ弱点を明確に知ることができます。仲間と一緒に登る時は他の人のクライミング・オブザベーションを身近で見ることができるので、良いトコロはラーニング(パクる)して自分のクライミングの幅を広げることができるのです。
また、自分なりの長期の目標を掲げ、日々のジムトレーニングで何をすればそれを達成できるのかを明確にすることも大切です。週三回以上通ってもただダラダラ通うのではなく、それぞれの日に目標を持って取り組むのです。例えば、「半年で3級課題を一つでも落とせるようになる。その為には2カ月で7級以下の課題は全て落とし、4か月で5級まではなんとか落とせるようにならなければ。ということは、基本的なムーブは2カ月でマスターしよう。」という具合です。私は1年で1級課題を落とせるようになろうという目標を立てて、筋力トレーニング、減量を含めてトレーニングしています。計画的なトレーニングの甲斐あって、現在初めて5カ月でジム3級課題を3つ、外岩の3級を1つクリアすることができました。
そして、機会があればジムのコンペ(大会)にも参加しましょう。自分のクライミングレベルがどの程度なのかハッキリ順位として出ますので、今後の指針になるはずです。ジムによって異なるものの、私のホームジムでは年に4回ほどは開催されているようです。
2.上級者のクライミングを良く見ている人
ボルダリングは登りっぱなしではすぐに腕がパンプしてまともに登れなくなります。なので、大抵の人は休み休み自分の筋力と相談しながら登ると思います。その休んでいる時間、他の人のクライミングを注意深く観察することって意外に重要なことだそうです。もちろん見るだけじゃだめです。上級者が自分が登れない課題をウォームアップ課題として登っているのをよく目にしますが、なぜいとも簡単に登れるのか、自分のクライミングと比較して客観的に評価するのです。足の向きや体の方向等、細かい違いに気づくことができるかできないかが上達のスピードに差が出る大きな要因です。
そして上級者だけではなく自分より下のグレードにトライしているのを観察するのも重要なんだそうです。なぜその人が登れないのか分析し、自分だったらどうするのかを考える。そのプロセスもムーブの引き出しを増やす良いトレーニングになるそうです。
3.ボルダリングの雑誌を定期的に購入している人
これももちろん雑誌を買うかどうかが重要ではなく、ボルダリングのことを「もっと知りたい」という探究心があるかどうかです。例えば自分の知らないテクニックがあるのではないか。どんなクライミングシューズがあるのか知りたい。ボルダリング以外のクライミングにも興味がある。等々、人が持っている知的好奇心は上達のためには必要不可欠です。その探究心・知的好奇心とライバルには負けたくないなどの競争心があいまって、「もっと強くなりたい」という思いにつながるのではないでしょうか。
今回はメンタル部分に触れてみました。
でも最初はとにかく続けることが重要です。
あまり頭でっかちにならずにとりあえず仲間と一緒に楽しく登りましょう。
そのうち、仲間を出し抜いてやるというダークな感情にかられるハズです(笑)
さらに上達するコツはこちら
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2016年 8月 28日トラックバック:目次 | ボルダリング上級者への道
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