ボルダリング上級者への道
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楢崎智亜・楢崎明智選手の兄弟対決!ボルダリングジャパンカップ2017
BJC2017で楢崎兄弟の兄弟対決に注目!
第12回ボルダリングジャパンカップが2017年1月28日・29日に開催されましたが、筆者の隠れた注目ポイントが楢崎兄弟の兄弟対決です。前年度(2016)IFSCクライミング世界選手権(パリ)で華々しく優勝を飾り、日本のクライミング人気をまたワンランク引き揚げた楢崎智亜選手と、現在ユースで活躍中の弟楢崎明智選手。兄弟揃っての世界レベルクライマーである彼らの兄弟対決。あまり騒がれてはいませんが、筆者としては非常に気になるところでした。栃木県のクライマーの星同士の対決、非常に興味深いですね。
楢崎智亜(Tomoa Narasaki) 生年月日:1996年6月22日 出身地:栃木県 主な実績 2016年 IFSCクライミング世界選手権(パリ) 優勝 2016年 IFSCクライミング・ワールドカップミュンヘン(ボルダー) 優勝 2016年 IFSCクライミング・ワールドカップ重慶(ボルダー)優勝 | |
楢崎明智(Meichi Narasaki) 生年月日:1999年5月13日 出身地:栃木県 主な実績 全日本クライミングユース選手権リード競技大会2016 優勝 |
引用元:公益社団法人 日本山岳協会
予選は兄弟揃って危なげなく通過
IFSCクライミング世界選手権2016(パリ)優勝者である楢崎智亜選手(21)は予選ではミスもあったものの、4位タイで予選通過。後半トライ数がかさんでしまい順位こそ落ちてしまったものの、全完登でAグループで予選を通過しました。3課題目まではオンサイトで石松選手と首位争いだったものの、4課題目・5課題目で3トライずつ消費してしまい、4位通過に甘んじてしまいました。しかしAグループの杉本選手・石松選手は2016年ボルダリング決勝進出者であり、杉本選手は第10回ボルダリングジャパンカップ優勝者です。その猛者の中で4位とはやはり王者の貫録といったところでしょうか。
楢崎智亜選手の弟である楢崎明智選手(18)。Bグループには前大会(第11回)優勝者の藤井快(ふじいこころ)選手・第5回大会優勝者の堀創(ほりつくる)選手も出場し、こちらもかなりの猛者揃い。Aグループ・Bグループの選手の振り分けは完璧ですね。楢崎明智選手は全完登したものの、第五課題以外はトライ数が伸びてしまい、6位通過。
この時点では兄弟対決はほぼ互角!
兄弟対決が動いたのは準決勝!
なんと弟の楢崎明智選手が準決勝1位で決勝進出!兄の智亜選手は8位と決勝進出ならず。IFSCクライミング世界王者の智亜選手に勝利した明智選手、今後の成長に期待がかかります。実はボルダリングジャパンカップでの兄弟対決は第9回から始まっており、弟が兄に勝利したのは今回が初なのです。実力的には拮抗しているこの二人。もしかしたら2020年東京オリンピックで兄弟で表彰台というシーンも夢ではありませんね!決勝は惜しくも5位にとどまりましたが、2020年東京オリンピックに向けて非常に楽しみな兄弟だと思います。
過去の兄弟対決の実績
日程 | 楢崎智亜 | 楢崎明智 | |
第8回 | 2013.2.23-24 | 27位 | – |
第9回 | 2014.2.22-23 | 7位 | 23位 |
第10回 | 2015.2.21-22 | 3位 | 29位 |
第11回 | 2016.1.30-31 | 15位 | 18位 |
第12回 | 2017.1.28-29 | 8位 | 5位 |
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2017年 2月 09日
保護中: 韮崎高校サッカー部 GOOGLE PHOTO アーカイブ(2019/令和元年)
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