山梨県ボルダリングジム　GRAPPA(グラッパ)

BOURDERING JYM GRAPPA

BOULDERING JYM GRAPPA

　山梨県で最も新しく、最も瑞牆山に近いジム「グラッパ」。もともとクライミングジム「ピラニア」石和店の常連客であった根路目氏が開業したボルダリングジム。山梨県のボルダリングジムは横の繋がりが強く、良い意味でグレーディングが揃っているように感じます。ここグラッパもピラニアやA-ctivaなどとほぼ同強度のグレーディングになっています。特徴はボルダリングに特化しており、中央の常設壁以外は頻繁にホールド交換されており、有名なセッターを招いて旬な課題に取り組むことができます。どこをとっても非常に洗練されており、特にコンペっぽい課題の数は群を抜いています。筆者の実力では４級程度が精いっぱいで、３級からは通わないと無理だと感じました。。。

グラッパの基本情報

ACCESS

グラッパの特徴

①コンペっぽい課題が充実

店内入って右奥の壁

　課題で使用するホールド以外はクライムダウン用のホールドしかついていないので、非常に分かりやすくなっています。頻繁にホールド交換が実施されているため、常に新しい課題に挑戦することができます。

店内入って右側の壁

　コチラは多彩な顔を見せるスラブ面。コンペなどで見るような巨大ホールドやハリボテを触ることができる。非常にバランシーなムーブを要求され、スラブならではの動きやノーハンドを勉強できます。

店内入って左奥の壁

　こちらはオーソドックスなスラブ壁。初心者にはオススメのエリア。もちろん上級者も唸るような課題が設定されてます。

②新しいので清潔感でいっぱい

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　設備はもちろんのこと、レンタルシューズ、チョークバッグも新しめで清潔感に溢れる。

③待機スペースが広々として居心地が良い

Jym中央の待機スペースから常設壁を望む

　ホールドがギッシリ設置してある壁が常設ウォール。常設課題はもちろんのこと、シート課題も設定してあるので、飽きることがない弱傾斜のウォール。真中に待機スペースが確保されており、冬場にはストーブも焚かれ、一家団欒（!?）的なリビングルームになります。とにかくジム内は広々としており、ストレスを感じさせません。

⑥平日の開店時間が早め

　山梨県の各ジムと比較して、平日の開店時間が早く12:00からクライミングを楽しむことができます。夜も23:30までとかなり遅い時間までやっていますので、どんな職業の方でも時間の都合をつけやすいのは嬉しいところですね。多少残業で遅くなっても大丈夫（笑）。

まとめ

　山梨県オシャレボルダリングジム、西はグラッパ、東はピラニア富士吉田店で決まり!!これだけオシャレだと、必然的に年齢層が下がり、若く活気のあるジムと感じました。課題はいぶし銀の格調高い仕上がりになっており、ホールドも最先端のものが使用されています。さらに最新ボルダリング事情を加味した課題設定になっており、必然的に求められるムーブも非常に多岐にわたり、勉強になります。コンペティターには必須のジムと言えるのではないでしょうか？しかし、低級グレードの設定課題数が非常に少ないため、初心者には若干敷居が高いようにも感じました。