ボルダリング上級者への道
クライミング初心者の筆者HIROが上級者を目指すブログ。
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ヘビークライマー必見!ジョイントリカバリーZnを試してみた!
クライミングは非常に強度の強いスポーツです。クライミングをしていると日常的に筋肉を傷めつけ、慣れてきても次の日に影響が必ず出ます。30代からクライミングをスタートした筆者は常日頃から筋肉痛・関節痛に悩まされています。でも、ジムにはできるだけ行きたい。そんなヘビークライマーは日常の食事で補うことのできない成分を摂るためにサプリメントは必須!今回は注目されがちな筋肉から一歩下がって、関節のケアに焦点を当てたいと思います。
関節のケアにはグルコサミンとコンドロイチン
以前、関節痛対策で紹介した「MUSASHI JOINT」、骨折の早期治癒で紹介した「Asahi DearNatura グルコサミン・コンドロイチン」。これらを使用して手首の関節痛や、左足くるぶしの骨折の早期治癒を実現してきました。その時に痛感したのが「コストパフォーマンス」の悪さ。グルコサミンやコンドロイチンはサプリメントの中ではかなり高額な部類に属します。そしてあまり知られていないのがグルコサミンとコンドロイチンの理想的な配合バランス。グルコサミン:コンドロイチン=5:4が関節痛の治癒に対して理想的なバランスだそうです。サプリメントを選ぶ上で重要な要素なのですが、要件を満たすサプリメントはごく少数で、かつ高額となってしまいます。しかも体重によって若干差がでてくるので下記を参考にしてください。
体重 | 1日の効果的な摂取量 |
---|---|
54Kg以下の人 | グルコサミン1000mg+コンドロイチン800mg |
55~90Kgの人 | グルコサミン1500mg+コンドロイチン1200mg |
90Kg以上の人 | グルコサミン2000mg+コンドロイチン1500mg |
ジョイントリカバリZn
最近色々なジムの店頭に並び始めたサプリメントメーカー「UP ATHLETE」がリリースする「ジョイントリカバリZn」が気になり、購入してしまいました。自他共に認めるサプリメント信者の筆者は新しいサプリメントに弱い(笑)。そのほかにもBCAAなどが発売されていますが、コストパフォーマンス的に若干悪い印象でした。日本製のメーカーの中ではコストパフォーマンスに優れているほうですが、それでも海外メーカーのBCAAと比較すると勝負になりません。。。
ジョイントリカバリZnの詳細データ
関節のケアに有効な成分とその含有量はその商品の重要な指標となります。含有量はモチロンですが、その吸収効率も大変重要な要素です。含有量は商品に記載されているので一目瞭然ですが、吸収効率は使用してみなければわかりません。どんなにたくさんの有効成分が配合されていても吸収できなければ元も子もないのです。そしてほぼ吸収効率の良し悪しはわからないと思います。実際使用してみても吸収効率最強と評判の「MUSASHI JOINT」と「JOINT RECOVERY Zn」を比較してもどっちが良いのかわかりません(笑)。つまりそれほどの差しかないということです。MUSASHI JOINTだから関節痛が治った!ということもJOINT RECOVERY Znだからいつまで経っても治らないということもないのです。後は好みの問題ですね。ですので、詳細を記しますが参考程度にとどめておいてください。
価格 (※UP ATHLETE公式HPより) | 3,445円/30日 |
グルコサミン | 1667.5mg/1回 |
コンドロイチン | 778.8mg/1回 |
MSM | 56mg/1回 |
コストパフォーマンス | 約115円/1日 |
メーカー指定の量を摂取する場合のコストパフォーマンスは約115円/1日。メーカー指定で基準値となるグルコサミン1500mgをクリアしています。しかし、コンドロイチンはこの場合1200mg程度が理想的なのですが、778.8mgしか配合されていません。
MSM(メチルスルフォニルメタン)とは
MSM(メチルスルフォニルメタン)とは爪や髪、皮膚などに含まれる成分で、コラーゲンを超える美肌サプリとして有名です。日常の食品にも幅広く含まれているのですが、食品からの摂取は非常に吸収されにくい成分でもあるそうです。クライミングで有効な効能としては指皮の回復の速さの向上が一番のポイントです。そのほかのMSMの効能は下記のとおりです。
- 筋肉痛・関節痛を和らげる
- コラーゲン・エラスチンの合成を活性化させる
- アレルギー症状の緩和
- 肝臓の浄化
総評
若干グルコサミンとコンドロイチンのバランスが気になりますが、MSMや亜鉛を配合しているため、筋肉痛の早期回復にも効果があるため、BCAAと合わせて摂取することで関節痛を予防しながら、筋肉の回復も図れる優れたサプリメントだと思います。1か月服用しましたが、関節痛に対しては現状維持が正直なところです。筆者の場合サプリメントを使用しない場合はどんどん悪化していくので、現状維持でも効果はあったのかなと思います。関節痛のみに特化して回復を望むならグルコサミン・コンドロイチンのみのコストパフォーマンスが良い製品を使用したほうが良いかなというのが正直な感想です。総合力としてはかなり高い製品なので、からだ全体の故障の予防と、軽微な身体的問題(指の早期回復・筋肉痛の早期回復)に対してはかなり有効だと思います。
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