ボルダリング上級者への道
クライミング初心者の筆者HIROが上級者を目指すブログ。
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初御岳!! チャートの洗礼を真正面から受ける(泣)
2018年1月28日、筆者の人生初となる御岳に行ってまいりました。チャートを触るのも初で、クライミングシューズの選定にも迷いに迷いました。初御岳・初チャート・初三大クラシック、不安と期待でいっぱいで当日の朝を迎えました。大寒波襲来で筆者の自宅周辺はAM6:00で気温-7℃。御岳の雪の状態も気になりましたが、運が良ければ人が少ないだろうと期待して出発。ピラニア常連メンバーT梨氏・W辺氏・A氏と合流して今日の課題を語りながら一路御岳へ。クライマーにとってこの移動時間も仲間となら楽しいひと時ですね。
初三大クラシックはド敗退!!
「デッドエンド」1級
朝イチ訪れた岩はかの有名なデッドエンドの岩。この課題だけは予習して少しは戦えるだろうと思っていたものの、手も足も出ませんでした。スベルスベル。遠い遠い。ポッケ取り前の左足がすべって乗らない(汗)。核心に突入することなく撤収を決めました。その前に2~3級課題くらいは回収しようとトライしましたが、ここでまさかの事故が・・・。3級をサクッと登りましたが、スタートがどうやら違うということに気付き、動画を回して再トライ。トップアウト寸前に手がスリップしてリップから不意落ちし、背中を強打(泣)。治りかけていた腰が悲鳴をあげました・・・。完全に意気消沈し、撤収。
「丸こんにゃく岩」
次に訪れたのが「丸こんにゃく岩」。デッドエンドとは打って変わって暖かい。春の陽気を感じました。日当たり良いせいか全く雪もありません。とりあえず「丸こんにゃく右」3級ラインにとりつく。っと言う間に一撃。なんと、旧トポでは1級のラインだそうな。デッドエンドの岩の3級のグレード感とは程遠い。
気を良くして「丸こんにゃく中央」2級にトライ。丸こんにゃく右とはエラい違い。スタートホールド以外はかかるホールドが見当たらない。ということはここでマントリングするのかーと思いながら数トライ。指がへし折れるかと思いました。めっちゃお買い損の2級でした。
指が死ぬほど痛いので、「丸こんにゃく左」2級はあきらめ、右端の6級SDをトライ。一撃で終わらせるつもりがなかなかムーブがつながらず、この岩では一番数をうった様な気がします。ムーブが分かればサクッといけましたが、せめて5級にして欲しい課題でした。
「東峯園の岩」
次はこの岩、後ろには激流が流れ少々怖く、日当たりも悪くて結構寒かったです。とりあえず「東峯クラック」3級。結構ヨレていましたが、一撃。御岳はグレード感のムラが激しいような・・・。
その左隣の「無題」2級SDも数撃で完登。スタート足擦っているので撮り直しですね(泣)。やはりカンテ沿いの課題はバランシーで楽しいですね。でもやっぱりグレーディングのムラが。さっきの丸こんにゃく中央とは比べ物にならないくらい簡単なような・・・。
「東峯園」初段SDにもトライ。初手は出るものの、すぐに右のトウフックがヨレたのか決まらなくなってきて断念。
「溶けたソフトクリーム岩」
最後にチョイスしたのは「溶けたソフトクリーム岩」。課題が多すぎてどれから手をつけて良いか迷いました。そんなところに助け舟。我が師匠のM本氏が偶然合流。いやーテンションあがりました。
M本氏のオススメで「豚のアゴ」初段にトライ。イケなくもない感じでしたが、なにぶんヨレがひどく、初手が止まらない。初手止めたところからバラしてみると難なくバラせたのに。ここでM本氏がさらに助け舟。「豚の鼻」1級もあるよ(^^)。スタート教えてもらうと、なんと2撃で完登!!しかし、事故で動画撮れていなかったので再登することに(汗)。そこからが長かった。鬼トライ数撃を経てやっと動画撮れたー(笑)。
ここで日も落ちたため終了。久しぶりに丸一日登った気がして、全身の痛みが心地よく感じるくらい充実感を感じました。
まとめ
御岳の洗礼を真正面から受けた一日でした。まともにスタンスが拾えず、まさに上半身だけのパワークライミング。その中でも自分なりに収穫はあったので、何度も通ってチャートの感覚を身につけていきたいと思います。今回素晴らしいと思ったのが浅草クライミングの「TSURUGI」。スポルティバのフューチュラでは滑りまくってクライミングにならなかったのにTSURUGIにはき替えた途端スタンスを拾えるようになってきた。”マサツ”ソールはチャートでは使えるかも!今回お世話になったピラニアメンバー、筆者の御岳デビューにお付き合いいただいて大変ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。またよろしくお願いします。
浅草クライミング「TSURUGI」の記事:
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