ボルダリング上級者への道
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「桜岩」 湯河原幕岩ボルダー トポ(限定情報)
湯河原幕岩ボルダーの入門岩である「桜岩」。この岩は比較的初級課題が多く、初心者やエンジョイクライマーにオススメなボルダーです。しかし、限定がかなり多くなっており、トポだけを見てトライすると限定があることに気付かず、かなりグレードが低く感じてしまいます。特に2級課題にその傾向が顕著で限定なしでトライすると簡単すぎて「???」となってしまいます。限定を守ってもかなりグレーディングは緩め。YouTubeを見てもスタート、ライン、限定も人それぞれでどれを信じてよいのか非常に迷います。スタートなどはあまり気にせず楽しんでトライすることが重要であると思います。クライムダウンは木を使って降りるので、「のっぺり」3級SDをトライしているクライマーが居たら注意が必要です。
「桜岩」湯河原幕岩課題リスト
「桜岩」東面
- ①「ハイステップ」7級
- ②「スラブ」6級
アップに最適な課題2本。特に限定はありません。
「桜岩」南面
- ③「ノーズ」2級SD(限定)左カンテ無
- ④「ノーズ左」5級SD
「ノーズ左」はランジがおもしろい。スタートは人それぞれですが、通常は左カンテと縦カチ二本の左側ですが、最も困難なスタートはカンテ左奥のスローパーと中間部のガバカチスタート。このスタートだったら3級と言われてもおかしくなさそう。「ノーズ」は限定通り登っても体感グレードは4~3級程度。ノーズシリーズはショートリーチクライマーのほうが有利のようです。リーチ長いとかなり窮屈になってしまうのだとか。
「桜岩」西面
- ⑤「カンテ」3/4級SD
- ⑥「凹角」6級SD
「カンテ」はコツを掴めればかなり簡単に感じるハズ。最後はカンテの左側から抜けるのがスマート。体感は4級程度だが、5級と言われれば5級か。
「桜岩」北面
- ⑦「カンテ」6級SD
- ⑧「ノース」2級SD(限定)右カンテ無
- ⑨「のっぺり」3級SD(限定?)左上部ガバ無
「ノース」は「カンテ」で使用する右カンテ無しの限定課題。カンテ無という限定を守っても体感4/5級程度。スタートからリップランジで2級といえば丁度良いかもしれません。「のっぺり」は名前の由来でもある上部のスローパーを触るムーブが本来のムーブであるようです。カチが得意ならその悪いスローパーを避けてリップトラバースっぽいムーブもあり。トポに記載されている課題の中では桜岩最難課題(だと思っています)。現地クライマー情報によると左上のガバなど、スローパーより左側・上部にあるガバ群は無のようです。
「桜花」1級
- ⑩「桜花」1級(限定)上部ガバ群無
トポには記載されていませんが、桜岩最難グレードである「桜花」1級。2手目のピンチより上のガバ群は無という限定課題。リーチによって難度がかなり変動すると思われます。スタートも人によって様々ですが、ここでは最もメジャーなスタート位置を記載します。
まとめ
その他にも個人クライマー設定課題が若干数存在します。湯河原の設定課題は基本的に限定が多く存在するので、それを踏まえたうえで設定者の意図通りにムーブを構築するのが楽しい岩であると感じました。限定が多すぎるというのはクライマーによって意見の分かれる部分ではあると思いますが、ジム感覚でわざと辛い限定を加えていくのも面白いのではないかなと思います。
コメント
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2018年 1月 27日トラックバック:大寒波の中の湯河原幕岩ボルダリング | ボルダリング上級者への道
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