本気トライをする前はホールドをゴシゴシ掃除している姿をよく目にすると思います。しかし、インドアジムでの備え付けのブラシってブラシ部分が摩耗してなかなか思うように掃除できなかったりします。今回はクライミングの影の立役者、クライミングブラシに焦点を当てたいと思います。
ブラッシングの意味
何故ホールドのブラッシングが必要になるかというと、必要以上のチョークはスリップの原因になるからです。ハイ、当然ですね。特にスローパーなど手の平全体のフリクションを使って保持するようなホールドではブラッシングの効果テキメンです。余分なチョークを落としてスッピンのホールドを触ると違うホールドを触っているかと思うくらいフリクション抜群になっています。
ブラッシングが有効なのは手で持つハンドホールドだけなのかというと、そうでもないと思います。フットホールドもブラッシングするとかなり効きが良くなり滑りにくくなります。しかしフットホールドはハンドホールドとは別のものが詰まってるんです。何かというとクライミングシューズのゴムの成分ですね。これを取り除くことができればかなり滑りにくくなるのですが、普通のブラシではなかなか取り除くことができません。そこで登場するのがクライミング専用設計のブラシですが、専用のブラシでさえも頑固なゴムを取り除くのは根気のいる作業です。いっそのこと真鍮(しんちゅう)やステンレスのブラシで磨きたくなるのですが、そうするとホールド本体もすり減っちゃいます…。でも遂に見つけちゃったんです、最強のブラシを(笑)
史上最強のクライミングブラシ 「SUBLIME クライミングブラシ」
このブラシのすごいところは毛の密度の濃さですね。所狭しとぎっしり並んだ猪毛。素晴らしいくらいホールドに付着したチョークをガシガシ落としてくれます。あっという間にスッピンになっちゃいますよ。しかも取れにくいはずのクライミングシューズのソールのゴムも落としやすいです。サイズが小さいので幅広いスローパーなどは掃除しづらいかなと思いきや、撫でるだけでガシガシ取れるので全然苦になりません。ジム仲間のブラシを色々つかってきましたが、文句なしNo.1です!しかも耐久性も半端なく、約14,000回のブラッシングに耐えられるそうです。色はピンク・グレイ・ブラックの3色から選べます。Amazon,楽天でも取り扱いがあり、ほぼ1,944円でした。筆者は山梨県のクライミングジム「ピラニア石和店」で購入しました。オーナーも絶賛・ガチオススメの一品らしいです。
下記のサイトもぜひ見てみて下さい!
クライマーのための史上最強のブラシ誕生!
サブ・ブラシとしてオススメの「METOLIUS ボルダリングブラシ」
コチラは安価な894円でAmazonで購入。正規代理店のLOST ALLOWで購入しても同じ価格です。カナリ小型のナイロン製のブラシ。でも侮るなかれ。メインの一本としては力不足ですが、SUBLIMEのブラシを補完するポジションではかなり優れた一品だと思います。強みはその歯ブラシ位小ぶりな本体で、ブラシが届きにくい極小のポケットや、変な形のカチホールドをブラッシングするのに最適です。反対側にはさらに小さいブラシが。(使ったことありませんが。。。)しかもナイロンのくせに意外とかたいブラシ部分。なかなか強力にブラッシングできますよ。ガチオススメではありませんが、コストパフォーマンスも優れており、1本持ってても損はしないと思います。
詳しくはコチラ:METOLIUS正規代理店 LOST ALLOW
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