BCAAの正しい選び方
タブレットタイプのメリット・デメリット
コストパフォーマンス比較を行う前にタブレットタイプのメリット・デメリットを取り上げたいと思います。
メリット
- 摂取量の管理が行いやすい
- 常時携行できるので機動性に優れる
デメリット
- 海外製のタブレットは粒が大きく飲みにくい
- パウダータイプに比べて吸収スピードが若干遅い
- コストパフォーマンスが若干悪い
使用シーンやライフスタイルによってパウダータイプとタブレットタイプは使い分けが必要のようです。利便性はタブレットタイプ、コストパフォーマンスはパウダータイプという印象が強いですね。しかし、パウダータイプの扱いづらさは自宅でスポーツドリンクに混ぜてからトレーニングに向かうなど、準備段階で工夫することによってトレーニング前~トレーニング中までカバーすることができるので、要は使い方次第ですね。時間がない時はタブレットの圧勝ですが。
各メーカーのタブレットタイプBCAAを徹底比較
前回のパウダータイプと同じように今回も分かりやすいように、BCAAを4000mg摂取した場合の単価を「コストパフォーマンス」という列に表記してあります。その他の列はメーカー指定の量を摂取した場合のデータを記述してあります。価格は最安値ではなくAmazonから抜粋してありますので、購入するサイトによってコストパフォーマンスは前後するとは思いますが、全てAmazonで統一することによって各メーカーのBCAAをできるだけ同じ土俵で比較することができたと思います。パウダータイプのBCAAに比較すると若干コストパフォーマンスは低下しているものの、カイガイメーカーのタブレットはやはりコストパフォーマンスに優れているようです。
今回の比較ではBCAAのみにスポットライトをあてた比較となっておりますのでBCAAの配合量が不明な「アミノ酸系サプリメント」は比較対象から除外しております。また、前回のパウダータイプや飲料タイプのBCAAは各項目に分けて比較しますので今回はタブレットタイプのBCAAのみの比較となっておりますのでご了承ください。また、資料の作成の都合上コストパフォーマンス9位以降は省略させていただきましたのでご了承ください。
パウダータイプに引き続き、やはり海外勢の圧倒的なコストパフォーマンスには日本勢は若干及ばない印象です。しかし、日本製のBCAAは純度や品質に絶対的な信頼がおけますし、BCAA以外の栄養素の配合によって、BCAA単体よりも総合的パフォーマンスは高いので、一概に海外製のBCAAが良いとは言い切れません。自分のライフスタイルやトレーニング強度によって自分好みのBCAAを探すという楽し方もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?これでBCAA選びがまた1歩前進したのではないでしょうか?一つ注意していただきたいのは海外メーカーのBCAAは国内基準で製造されていないので、使用は自己責任でお願いいたします。ご心配でしたら国内メーカーでコストパフォーマンスの良い味の素Amino Vitalなどをオススメいたします。ちなみに筆者はパウダータイプではMRMのBCAAをチョイスしました!理由はただ単に安いから(笑)タブレットタイプは海外製は粒が大きく飲みにくいので、現在検討中です。次回はドリンクタイプの比較とご紹介をさせていただきます。
クライミング X BCAA 研究編
第1回基礎知識編:クライミングとBCAA 飲むタイミング(摂取方法)や摂取量、効果・副作用について
第2回:BCAAの選び方完全ガイド パウダータイプのBCAA編
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