意外なクライマー大国である日本。2016年IFSCワールドカップでは男子参加73人中23人が、女子参加51人中22人が日本人という快挙。それだけですごくないですか?特に女子の活躍が顕著で2020年のオリンピックが非常に楽しみです。今回は筆者イチオシの独断と偏見の塊の女性クライマー特集。
野口 啓代(のぐち あきよ)
筆者イチオシの女性クライマー、野口啓代さん。初めて買ったボルダリングの教則本が野口啓代監修の「誰でも楽しく上達 ボルダリング」でした。メディアの露出も高く、クライミングを知らない人でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。紹介している動画も気分が落ち込んだ時や、クライミングで行き詰った時、いつも元気をもらっている動画です。なぜだか目頭が熱くなってしまいます。
野中生萌(のなか みほう)
9歳のときにフリークライミングと出会い、2015年ワールドカップではランキング3位という輝かしい経歴を持っている。幼少期はクラシックバレエなどの経験があり、ダイナミックな中にも繊細な動きが目を引く美人クライマー。一度間近でダブルダイノを決めている姿を目撃しましたが、出場選手が苦戦する中ダブルダイノを一発で決めるなど、男性クライマー顔負けのコンタクトストレングスの持ち主。
小林由佳(こばやし ゆか)
小学二年生からフリークライミングを始め、天才少女として注目された小林選手。13歳になると国内最高峰のジャパンツアー初戦を史上最年少で優勝するなど輝かしい経歴を持っている。笑顔が素敵すぎる美人クライマーだが、登り始めるとホントに別人じゃないの?ってくらいキレッキレのクライミングを見せてくれます。第71回国体では野口啓代選手と茨城県代表として出場。野口選手、野中選手に次ぐ第三位でフィニッシュ!
白石阿島(しらいし あしま)
アメリカ・ニューヨーク在住。 6歳の時両親に連れて行ってもらったセントラルパークで初めてクライミングを経験した。アメリカ在住だけあって英語ペラペラなのが何とも素敵!クライミン グスタイルも美しいの一言で、特にダイナミックなムーブは非常に特徴的で華麗にホールドをキャッチする姿は一度見ただけでファンになってしまいます。 2001年4月3日生まれの15歳。先が楽しみですね。ただ、残念なのはオリンピックに参加するにしてもアメリカ代表になってしまいそう。。。でも筆者は応援しますよ!!
戸田 萌希(とだ ほまれ)
山梨県の誇る期待の星。別名「山梨の奇跡」と呼ばれる戸田萌希選手。筆者のホームジム「ピラニア石和店」で初めて見た時、唖然としたのを今でもよく覚えています。まだあどけなく、屈託のない笑顔を見せていたかと思いきやクライミングを始めた途端、その美しさに見とれてしまいました。第71回国体スポーツクライミング関東ブロック大会では少年女子リードで優勝を飾り会場を大いに沸かせていました。将来が非常に楽しみな女性クライマー。
大場美和(おおば みわ)
校舎を制服姿で華麗に登るCMで一躍有名になった大場美和さん。お父さんが歯科医でご自宅にプライベートウォールを持っているそうです。一度テレビで拝見させていただきましたが、確か二階の中庭を改造してかなり本格的なプライベートウォールでした。MIWA WALLと呼ばれているらしく、なんと野口啓代選手や小山田大選手など名だたる選手が訪れるほど。将来日本のクライミング界を背負って立つ人なのかもしれません。
しっかし、日本の最強女性クライマー軍団。なんでこんな美人ばっかりなんでしょーか。他にもいっぱいイチオシクライマーがいるのですが、今日はこの辺で(笑)。あげ始めるとキリがない日本の女子スポーツクライミング界。この方たちのお陰で日本のスポーツクライミング界は明るい未来が待っていることでしょう。