埼玉県新座市クライミングジム「ココロック」
CLIMBING GYM CoCoRock
埼玉県新座市の閑静な住宅街の一角にひっそりと佇むクライミングジム”CoCoRock”。町工場をクライミングジムに改装したような雰囲気で、最近のクライミングジムにありがちなオシャレ志向とは一線を画すなんとも居心地の良い空間。無骨すぎず、オシャレすぎず、絶妙なバランスで調和された空間にフレンドリーなスタッフの方が相まって、非常にアットホームな雰囲気なジム。カップルで行くもよし、親子・家族で行くもよし、単独で訪れてもそのアットホームな雰囲気に引き込まれ非常に有意義な時間を過ごすことができるでしょう。
CoCoRock基本情報
公式ホームページ | http://cocorock.jp/ |
定休日 | 毎週火曜日定休(祝日の場合は営業) |
営業時間 | 平日 10:00~23:30 土日祝 9:00~23:30 |
所在地 | 埼玉県 新座市野火止8-8-13 |
電話番号 | Tel.048-487-7328 |
駐車場 | 店舗前に3台、裏に3台 |
備考 | 店舗前に自動販売機あり |
ACCESS
CoCoRockの特徴
クライミングウォールが高い!
筆者が訪れたことのあるジムの中ではウォールの高さが一番高く感じました。ゴールに到達した後その地点から飛び降りるのはかなり躊躇するほどです。傾斜の強い、しかも高いウォールのゴールに到達したときの爽快感は中々のものです。もちろん店舗入ってすぐのエリアには高度が2.5m程度の低いスラブ・垂壁があるので、子供や初心者の方も安心。スラブ、垂壁である程度ボルダリングの基本を習得した後、メインエリアを攻略するとよいでしょう。傾斜も徐々にきつくなる3種類の傾斜が楽しめます。国内の大会のセットに広く用いられるウォール形状なのでコンペティターにもオススメ!
珍しい形状のトンネルエリア
子供心をくすぐるトンネルエリア。結構奥まで続いているためルーフの辛さを味わうことができます。ルーフ部分を抜けると直上の垂壁が現れ、ルーフセクションから垂壁に抜ける、まるで外岩のような課題を味わうことができます。トンネル形状のウォールを設置してあるジムは比較的少なめなので、これ目的で訪れてみても面白いかもしれません。
気になるグレーディングは?
CoCoRockのグレーディングはインドアジムでは珍しく二階級のグレードを1つの色にまとめられています。1~2級は黄色、3~4級は茶色、5~6級は赤といった具合です。グレード感覚はこれもインドアジムでは珍しくグレードど真ん中。インドアジムは外岩と比較してかなり辛いグレーディングをしているところが多い中、瑞牆山や小川山などの外岩グレーディングより少し辛いかなというところでした。ボルダリングのグレードは人によって感じ方が全然違うので、二階級をひとまとめにするのはうまいやり方だなと思います。課題もテクい系の課題からパワフルな課題まで、キメ細かに揃えてあるように感じました。課題によってテーマが明確にに決まっているようで、3~4級(茶)の課題を登り込むことで基本的なムーブと応用ムーブが一通り身に着くでしょう。
営業時間が幅広い!
筆者が訪れたのは日曜のAM9:00。意外にAM9:00から営業しているジムって少ないんですよね。この時間帯はパパさんクライマーに大人気らしく、子供連れでクライミングを楽しむ姿が多く見られました。パパさんクライマーにとって、日曜の午前中の早い時間帯にクライミングできるのは非常に助かりますね。午前中はクライミング、午後は家族サービス。家族に白い目で見られる確率がかなり低くなります。夜も23:30まで開いており、仕事終わって家に帰ってご飯食べてからクライミングに行ってもかなり余裕ができそうです。
まとめ
立地的に住宅街の一角にあるため駐車場問題や、騒音問題に若干気をつける所はあるものの、クライミングジムとしては秀逸の一言に尽きると感じました。子供から大人までクライミングを楽しむ為のクライミングウォール自体の設計が秀逸で、誰もが気軽に始めることができ、かつ、上達に向けてのステップがきめ細やかに用意されている印象が強かったです。そういったジム側の姿勢が受け入れられているのか小学生くらいのクライマーも多く感じました。筆者も是非リピートしたいジムの一つです。