八間岩「夏寒」4/5級攻略 白州ボルダー神宮川エリア
岩名:八間岩
課題名「夏寒」
グレード:4/5級
スタート付近はうすかぶりで、トップアウトはスラブという花崗岩の典型的な課題。設定では4~5級という若干あいまいな設定ですが、体感は5級程度に感じます。2手目のガバ取れれば実質的には終了。上部は結構な高さがあるため、ミスできないという緊張感を楽しめます。八間岩メインボルダー面では一番低級グレードなので慣れたらウォームアップにちょうど良い感じです。
ムーブを動画で確認
筆者のトライ。動画でしっかり予習していったので珍しく一撃!しかしこの時期(2017年2月現在)トップアウト部分に多少雪があったり、ガバの中が凍っていたり・・・。若干危険な香りがいたしますね。筆者の足遣いのへたくそ加減のためところどころ足が切れていますが、すべてスタティックにいけます。
ムーブ解剖
課題中に使用するホールドがほぼガバばかりなのでムーブ解析も何もなく、素直な課題。必要なテクニックはほぼダイアゴナルオンリーです。軽いデッドポイントも若干使用しますが、うまいクライマーはダイアゴナルオンリーで登っています。筆者はヘタクソデッドを多用しています(笑)
- スタートマッチですが右手をスタートガバ右下に送るとその後のデッドポイントにつなげやすい。
- ①スローパー気味のガバをデッドで右手でキャッチ。ある程度ラフに行ってもとらえることができる。とらえたあとで良い位置を探す。
- スタート下のガバスタンスに左足を乗せ、右手・左足で固める。この時、以外に左足が滑りやすいので注意が必要。
- 左手を②ドガバに送る。リーチが短く届きにくい場合はガバのすぐ下に良いカチがあるので、中継ホールドとして使用する。
- ②ガバをマッチしてスタンスをそろえる。左足はガバ足だが、右足は僅かなくぼみ程度しかないのでしっかり確認して踏み込む。
- デッド気味に③サイドカチをとる。このサイドカチは左に引かなければ効いてこないのでキャッチしたら体を左側に流す。ここにくるとスラブ面なのでスラブとすればかなり良いカチ。
- ④サイドカチを左手でとったら右足を手に足で乗り込んでトップアウト。
筆者のトライ履歴
2017年2月8日 完登(オンサイト)
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